ロータリーとはどんなクラブ
ロータリーの発祥と現在の規模は?
ロータリーではどのような活動しているのでしょうか?
例会と卓話
新しく会員になるには?
例会出席義務とメイクアップ制度
 

ロータリーとはどんなクラブ

一言でいえば奉仕クラブ組織で、自分の職業を通じて奉仕することに主眼がおかれています。
ロータリーとは「人道的な奉仕を行いあらゆる職業において高度の道徳的水準を守る」という「ロータリーの綱領」を念頭に、世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した実業人や専門職業人が世界的に結び合った団体」と定義され、またロータリークラブとは「奉仕の理想を各人の個人、職業、社会生活実践の基板とすることに同意した、実業人や専門職業人によって構成されたクラブ」と定義されています。
何か難しそうですが実際は会員同士の親睦を深め自己啓発を進めながら自分の職業を生かして世界や地域に奉仕していくことを目指しています。

ロータリーの発祥と現在の規模は?

シカゴという大都会の中で孤独と疎外感に悩むポール・ハリスという青年弁護士が1905年2月23日、3人の仲間とともに「実業人が友愛の気持ちをもって親しみ合い、仕事の上の知り合いの輪を広げていく為に定期的に集まる会をつくる」というアイディアからロータリーが生まれました。
現在は全世界の200の国や地域に34,196のクラブがあり1,218,269人 (2012/2/29RI公式発表)のロータリアンがおられます。
日本では各都道府県に2,294のクラブがあり88,734人(2012/3/末)のロータリアンが活動しています。

ロータリーではどのような活動しているのでしょうか?

4つの奉仕活動が中心です。

クラブ奉仕
会員相互の親睦を深め、和気あいあいとした協力体制を作ります。
また、クラブ全体の運営・調和を図る役割もあります。

職業奉仕
すべてのロータリアンが各自職場での代表でありロータリーの理想の模範を示し、その理想を分かち合うように勧めることを目的とします。
これを端的に表したのが有名な四つのテストです。

四つのテスト 言行はこれに照らしてから

1.真実かどうか     
2.みんなに公平か
3.好意と友情を深めるか 
4.みんなのためになるかどうか

社会奉仕
地域社会の中でその社会が欲しているものを探しだし、そのニーズに対して適切な奉仕活動を行います。

国際奉仕
ロータリーが世界平和と各国間の理解のために力となっている分野です。
青少年留学生の派遣や受入、世界各地の災害援助など世界的な社会奉仕活動を行っており、世界中からポリオをなくすためのワクチンや医師の提供は、麹町RCが提唱し世界的に推進されているプログラムです。

例会と卓話

ロータリークラブは通常毎週1回例会を開催します。
その例会では、クラブとしての活動報告や連絡事項の伝達などがありますが、その後半に「卓話」という会員や有識者による30分間の講演があります。
この卓話はロータリークラブの最大の特徴で貴重な自己研鑽の材料です。
この他にも親睦を深めるための家族会や同好会活動があります。

新しく会員になるには?

推薦者が2名必要です。職業分類委員会では候補者の職業を、クラブの職業分類表を参考に検討します。従来は1業種1名が基本でしたが、最近は大幅に緩和されました。
会員選考委員会では、候補者がメンバーとして相応しいかを協議し理事会にはかります。
その後1週間全員に公示され、特に異議がなければ理事会の承認後、入会となります。

例会出席義務とメイクアップ制度

ロータリーは地域の職業のトップにいる方々の集まりですから忙しいのは当たり前です。
だからこそ1週間に一度1時間、自分のための時間を持つことが大切と言えるでしょう。
RCでは、週に一度の例会に出席する義務がありますが、もし例会に出席出来なくても、前後2週間以内ならば、他クラブの例会への出席で、それを補填する「メイクアップ」制度があり、世界中のRCに参加できる権利が各ロータリアンに認められています。
むしろ全く知らない他のクラブに行っても大歓迎されるこのメイクアップというシステムが楽しいというロータリアンもいるくらいです。

会費等詳細は、下記へお問い合わせ下さい。

〒258-0017
神奈川県足柄上郡大井町西大井18−3
          井上ビル 201
TEL:0465-44-4240
FAX:0465-44-4241